個人タクシーの運転手が狙うのは次期クラウン ハイブリッド!?

仕事柄タクシーを使う機会が多いわけですが、ある日トヨタ・SAIの個人タクシーに乗る機会がありました。それで、さりげなくタクシーとしての実燃費を聞いてみたのですが、運転手さん曰く「だいたい13〜14km/Lでしょうか」とのこと。

2009年に発売されたトヨタSAIは、2.4Lアトキンソンサイクルエンジンとモーター、リダクションギヤを組み合わせた「リダクション機構付THS Ⅱ」というハイブリッドシステムを採用して、JC08モード燃費が21km/Lとなっています。でもタクシーは燃費重視運転よりも交通の流れに沿った運転をすることがほとんどだと思いますし、客待ちをしている時間などの要素もありますので、実燃費としては健闘している方なのかもしれません。

 一方タクシーとしても大増殖中のプリウス。

現行プリウスのJC08モード燃費は30.4〜32.6km/Lとなっていますが、タクシーでの実燃費はだいたい20〜21km/Lぐらいなのだそうです。

やはり実燃費という点ではプリウスに軍配が上がりますが、SAIの運転手さんは「やっぱり居住性などを考えてもクラウンに近い車格のクルマにしたいんですよ」という理由でSAIを選んだのだそうです。
やっぱりクラウンの人気は不動のものだということでしょうか。

もちろんクラウンにもクラウン ハイブリッドというクルマがあります。

2008年に発売されたクラウン ハイブリッドは3.5Lエンジンを搭載し、JC08モード燃費は14km/L。やはりタクシー用途で使用するには燃費的に厳しいのかもしれませんね。

そんな運転手さんの周辺の仲間の間で次期愛車候補として盛り上がっているのが、次期クラウン ハイブリッドなのだそうです。

その理由は次期クラウン ハイブリッドに搭載されるエンジンがトヨタ・カムリのエンジンだからなのだとか? カムリは2011年に発売されたハイブリッドセダンで、新開発のアトキンソンサイクル2.5Lエンジンを搭載。カムリのJC08モード燃費が23.4km/Lだということを考えても絶対「買い」な1台なのだとか。

新型クラウン ハイブリッドが発売されたら、タクシー業界のハイブリッド化率も加速するのかもしれませんね。

(ぬまっち)

この記事の著者

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ぬまっち(松沼 猛)

1968年生まれ1993~2013年まで三栄書房に在籍し、自動車誌、二輪誌、モータースポーツ誌、鉄道誌に関わる。2013年に独立。現在は編集プロダクション、ATCの代表取締役。子ども向け鉄道誌鉄おも!の編集長を務める傍ら、自動車誌、バイク誌、鉄道誌、WEB媒体に寄稿している。
過去に編集長を務めた雑誌はレーシングオン、WRCプラス、No.1カーガイド、鉄道のテクノロジー、レイル・マガジン。4駆ターボをこよなく愛し、ランエボII、ランエボVを乗り継いで、現在はBL5レガシィB4 GTスペックB(走行18万km!)で各地に出没しています。
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