ヴィンテージ・レーシングカーも全開で楽しむのがポルシェ流

北米エリアにおけるポルシェのレース活動をサポートする、ポルシェ・モータースポーツ・ノース・アメリカ(PMNA)より、ヴィンテージ・レーシングカーに対してエンジンやボディのメンテナンスサービスを提供するという発表がありました。

主にル・マンをはじめとする耐久レースで活躍した917(グループ4・1969年~)や962(グループC・1984年~)といったヴィンテージ・レーシングカーが対象となるという、この新サービス。 

関係者によれば「単にディスプレイするのではなく、レーシングカーらしく走らせるコンディションとすることで、ポルシェのレースにおける栄光を記憶に留めたいという」ということ。

まさしく歴史の生き証人となるべく、ベストコンディションをアメリカのファクトリーで保てるようになる、というのはなんとも羨ましい話であり、またアメリカのモーターレーシング趣味の幅広さを感じさせる話ともいえそうです。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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