ジャガーは、2013年モデルXFとXJにAWD(全輪駆動)の追加を予定していることを発表しました。
AWDモデルは、ジャガーの新しい3.0リッター340馬力V6スーパーチャージャーガソリンエンジンと組み合わされるもので、北米、ロシア、中国、ヨーロッパをはじめグローバル展開されるということです。
この”インテリジェント”なAWDシステムは、ステアリングやブレーキ、また四輪の回転速度からタイヤグリップとドライバーの操作を監視して、 前後のトルク配分をコントロールするというもの。ドライ、ウェットなど状況に応じて、最適化されたトラクションを実現するといいます。
組み合わされるトランスミッションは、8速オートマチック·トランスミッション。ミッションからトランスファーを介してフロントに駆動を分配しています。
さらに、スタート/ストップ技術を搭載しているということ。 いかにも、いまどきのラグジュアリーカーに相応しいAWDシステムといえそうです。
なお、ジャガーらしいFRテイストを大事にした味付けということですが、基本的にはドライ路面でもわずかにフロントタイヤに駆動をかけているそう。またウェット路面では前後50:50の駆動配分になるということです。
(山本晋也)
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