3モーター合計240kWというパワフルなAWDのパイクスピークマシン「i-MiEV Evolution」が2012年のパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムに挑戦したわけですが、その練習走行初日に起こったクラッシュシーン、そして修復作業の模様が動画として公開されています。
監督兼ドライバーの増岡選手によれば、「コーナーを間違えてしまった」というのがクラッシュの理由ということですが、フロントからクラッシュしたマシンからドライバーがエスケープする一連の映像は衝撃的。
そして、修復作業ではパイプフレームなど、i-MiEV Evolutionの中身がかいま見えるのも貴重な映像といえそうです。
結果としては、EVクラス2位となる10分30秒850の好タイムでフィニッシュした、i-MiEV Evolutionによる2012年のパイクスピーク・チャレンジ。スペシャルマシンとはいえ、モーターやバッテリーは市販モデルから流用しているということですから、こうした経験が市販EVへフィードバックされることを期待しましょう。
クラッシュシーンは動画の1分過ぎあたり 。タイヤロックして白煙を上げたままアウトへ飛び出していく驚愕のシーンが、そのまま公開されています。
(山本晋也)