国交省が新たな燃費測定・表示方法の導入を検討中!

先日、カタログ燃費と実燃費の話題をお伝えしたばかりですが、国土交通省(以下、国交省)が新たな燃費測定・表示方法を導入する方向で動き出した模様です。

情報によると、数年後にも導入する方針のようで、エネルギー消費の多いエアコンやカーナビなどの影響を燃費値に反映させるほか、米国のように高速道路と市街地に分けて燃費値を表示する手法も検討しているようです。

出展: 国土交通省

日本は2014年春に国連で採択される世界的な排ガス・燃費試験方法「WLTP」の採用を決めており、国交省はその導入に合わせ、走行実態をより正確に反映させた測定・表示方法を採り入れる考えとのこと。 

しかしながら、「WLTP」ではエアコンや電装品の影響は燃費評価に加味されない見通しのため、国交省は独自にこれらの補器類が燃費にもたらす影響について調査し、「WLTP」の国内導入にあわせて策定する新燃費モードに反映させる予定と言います。

HV車の登場で劇的に伸びている乗用車の燃費ですが、一方でJC08モードでの燃費測定ではカタログ燃費と実燃費の乖離が目立つようになり、ユーザーの無用な誤解を招かない為にも公称燃費の精度向上が急がれます。

■燃費測定モードについて(国土交通省)
http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr10_000008.html 

  (Avanti Yasunori) 

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる