井元貴幸 
いよいよロンドンオリンピックが開幕しました。日本選手団には是非とも頑張ってメダルをたくさん獲得していただきたいですね。
さて、ロンドンオリンピック開催国であるイギリスにはクルマ好きにはたまらない名車が数多く存在します。ロールスロイスやアストンマーティンを初め、ローバーミニやレンジローバーなど、名前を上げるだけでもワクワクするクルマがたくさんあります。
そんなイギリス車の中でも日本で比較的良く見かけるのが、ジャガー。特徴的なエンブレムや上品な内装は日本でも好評の名車です。
そしてジャガーの中でも名車として語り継がれているのがXK120。登場は1948年と前回のロンドンオリンピック開催と同じ年にデビューしたクルマです。
XK120は美しい形状の2シーターボディにアルミ製3.4L 直6 DOHCエンジンを搭載。160馬力というスペックを誇りました。
今でこそ非力に見えるかもしれませんが、64年も前のクルマとして考えると、当時は恐ろしく高性能だったとも言えます。
そんな名車ジャガーXK120が今でも元気に走る動画がこちら。
動画に登場するのは1949年式ですが、それでも60年以上も前のクルマとは思えない、元気な走りっぷりを披露しています。
一時ジャガーのラインナップから消えていたXKの名前が復活したのはフォードに買収された後の2006年、V8 4.2Lエンジンを搭載して登場し、後にスーパーチャージャー付のXKRも登場。
2012年現在、ジャガーのスポーツカーとしてXKRは5.0L スーパーチャージャーに進化し優雅に乗れるスポーツカーとして日本でも人気のモデルです。
同じXKの名前を持つこの2台、ジャガーのスポーツカーの歴史はしっかり受け継がれているようです。次回のロンドンオリンピックの時にXKRは名車として語り継がれているでしょうか？
（井元 貴幸）
