全32台のミニバン撮りおろし! 新型エクシーガのモデルチェンジ情報も入って本日7/26発売!!【ミニバンのすべて2012-2013】

クルマって高価なだけでなく、所有することでその人の人柄や性格、生活感なんかも想像させてくれる珍しい耐久消費財ですね。洗濯機なんか持ち歩いて外で他人に見せて、「どう? 斜めドラム。カッコいいでしょ!」なんて残念ながら自慢できませんもんね。

そんな自動車を買うという何年かに一度、一生でもフツウの人なら多くて10回くらいかと思われる一大イベントにおいて、いまだに紙媒体のパワーが落ちたとはいえ、まだまだ自動車雑誌を参考にしたくなります。ココだけの話、クリッカーの記事を書くときも正確な情報を伝えなきゃ、ってときはやっぱり本を参考にします。Webなんかはいい加減で・・・なんてことはゼッタイにないはずなんですが。

それはさておき、日本において新車を買う最適な資料として長らく発行されているのが「モーターファン別冊 ○○○のすべて」です。自社媒体だから推してるんじゃなく、客観的に見ても30年以上もの長きに亘って同じ調子でクルマの情報をたんたんと伝えている雑誌はないんじゃないでしょうか。言い換えるとそのクルマに興味がなかったらオモシロくもナンともないかもしれません。

そんな「すべてシリーズ」には、車種別のシリーズとタイプ別のシリーズがありまして、今回発売されたのは、日本で買えるミニバンばかりを集めた「ミニバンのすべて」です。

基準は3列シートの乗用車であることを基準に国産、輸入と取り混ぜて全32車種の実車を取材/撮影しています。メーカーさんのそれぞれの事情で撮影した「広報写真」を集めたアルバムと違い、統一レギュレーションの条件の元、いつものカメラマンたちがいつもの場所で、同アングルで撮影しているのって、意外にないんですよ。

モデルチェンジしたばかりのスバル・エクシーガもレガシィと比較するなど企画でも取り上げられております。

ミニバン購入をご検討の方も、最近の日本車の売れ筋を知りたいかたも、参考になる1冊だと思います。

モーターファン別冊 統括シリーズ
Vol.41「2012-2013年 最新ミニバンのすべて」
定価680円 2012年7月26日発売

■新型セレナ vs 新型ステップワゴン、徹底比較!
マイナーチェンジによってアイドリングストップを全車に標準装備し、燃費性能の大幅改善を実現した新ステップワゴン。対するセレナは、ハイブリッドという新たな武器を得て、15.2km/Lというクラスナンバー1の燃費性能で巻き返す……。そんな熾烈な争いを繰り広げるMクラス・ミニバンの両雄を徹底比較しています。
■王者アルファード&ヴェルファイアはなんでこんなに人気なの?
ミニバン好きにとっては、「いつかはアルヴェル」的存在を確立。高価なミニバンなのに売れ続けるミニバンの王者。その魅力に改めて迫ります。
■新型エクシーガをクローズアップ!
3列シートのミニバンなのに、走りはまさにレガシィなみに進化したエクシーガに大注目。人気の運転支援システム、アイサイトver.2の新採用も話題です。3列シートは必要だけど、やっぱり走りを楽しみたいという、やさしいお父さんに最適な1台をしっかり紹介しています。
■全32台大紹介! その他の内容はこんな感じ!
ミニバンラインナップ大図鑑 あなたが必要なミニバンはどのサイズ?
LLクラス トヨタ・ヴェルファイアハイブリッド トヨタ・ヴェルファイア 日産エルグランド トヨタ・アルファード トヨタ・アルファードハイブリッド ホンダ・エリシオンプレステージ
Lクラス トヨタ・エスティマ スバル・エクシーガ トヨタ・エスティマハイブリッド ホンダ・オデッセイ トヨタ・マークXジオ マツダMPV
Mクラス ホンダ・ステップワゴンスパーダ ホンダ・ステップワゴン トヨタ・ヴォクシー トヨタ・ノア 三菱デリカD:5 マツダ・ビアンテ
Sクラス トヨタ・ウィッシュ トヨタ・プリウスα トヨタ・アイシス 日産ラフェスタハイウェイスター ホンダ・ストリーム マツダ・プレマシー 日産ラフェスタJOY/SSクラス ホンダ・フリードハイブリッド ホンダ・フリード トヨタ・シエンタ
Importクラス フォルクスワーゲン・ゴルフトゥーラン フォルクスワーゲン・シャラン シトロエンC4ピカソ メルセデス・ベンツVクラス

(小林和久)

 

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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