電動サンルーフを備えたスズキ・エスクードの特別仕様車『クロスアドベンチャー』

マイナーチェンジにあわせてスズキ・エスクードが特別仕様車『X-Adventure(クロスアドベンチャー)』を新設定しています。

マイナーチェンジにより都会的な精悍さというエスクードの原点ともいえる魅力をアップしていますが、さらにクロスアドベンチャーでは電動サンルーフを採用しているのがニュース。

またバンパーに埋め込まれたハロゲンフォグランプにLEDリングイルミネーションを追加。ブラックメッキの専用フロントグリルや高輝度ダークシルバー塗装の専用18インチアルミホイールを採用しているのも特別仕様車らしいポイント。

さらにボディーサイドメッキモールや光輝処理のバックドアモール、ブラックメッキのリヤライセンスメッキガーニッシュに、ルーフレール、ルーフエンドスポイラー、そしてマフラーテールカバーにより違いをアピールしています。

ボディカラーは、新色の茶色「バイソンブラウンパールメタリック2」を含む、全4色の車体色を設定しています。

特別感が目立つのはインテリアも同様です。

インテリアのキーワードは”レッド”といえそう。

前後シートにレッドステッチを施すとともに、背もたれ及び座面のサイド部分には赤色を配しています。さらに、前席と後席左右の背もたれ及び座面には、撥水加工を施しています。シート表皮にはなめらかな肌ざわりの「ラックススエード」を採用しているということです。

操作系では、レッドステッチ入りの本革巻ステアリングホイールおよび本革巻シフトノブを採用。専用ドアトリムクロスと専用シフトパネル、専用パワーウインドースイッチベゼルを採用しています。

フロアマットも「X-Adventure」のロゴが入った専用品ということです。

さらに安全装備として「ESP」を採用、ヒルディセントコントロール、ヒルホールドコントロールを装備している点も見逃せません。

メーカー希望小売価格は2,352,000円。4速ATだけの設定となっていますが、装備を考えると新しいエスクードの売れ筋となりそうな特別仕様車の登場です。

■X-Adventure(クロスアドベンチャー)WEBカタログ(スズキ)
http://www.suzuki.co.jp/car/escudo_x_adventure/

(山本晋也)

【写真ギャラリーをご覧になりたい方はこちら】https://clicccar.com/?p=176711

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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