スズキ・エスクードがマイナーチェンジで背面タイヤを廃止

スズキの本格クロスカントリービークルとして20年以上の歴史を積み重ねている「エスクード」がマイナーチェンジにより、スタイリッシュに生まれ変わりました。

主な変更点はエクステリアに集中しています。

力強い造形のフロントバンパーや2本フィン形状のフロントグリル。そのフロントグリルとのつながりを強調したヘッドランプなどからなるフロントマスクが進化をアピールしています。

また、新デザインの17インチアルミホイールへ変更。リヤのスペアタイヤを取り外し、リヤビューのアクセントとなるリヤライセンスメッキガーニッシュを採用しています。

技術的なトピックとしては、軽量で透明度の高い新しい樹脂材料をフロントバンパーのアクセントとして使っていることが挙げられそう。

バンパー下部に見えるシルバーのスキッドプレートが、その樹脂を使っている部分。従来のポリプロピレンと比べて、約10%軽量で材料着色化に優れた新開発の樹脂材料「スズキ スーパー ポリプロピレン(SSPP)」によるものということです。

そのほかの変更点として、インテリアではシンプルなシート表皮やドアトリムにより、シックな雰囲気としています。

エンジンは2.4リッター直列4気筒で、駆動方式はフルタイム4WDといったパワートレインは従来通り。

メーカー希望小売価格は5速MTが2,089,500円、4速ATが2,194,500円となっています。

■エスクードWEBカタログ(スズキ)
http://www.suzuki.co.jp/car/escudo/

(山本晋也)

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この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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