地球温暖化が叫ばれる中、世界中でガソリンに代わる燃料の模索が日々続いています。
日本でもプリウス等のハイブリッドカーを皮切りに、日産リーフや三菱i-MIEV等のEVも発売を初め街中で見かけるようになりました。
ガソリンに代わる低公害車では、燃料電池車や水素を使う物など様々な研究が重ねられていますが、究極のゼロエミッションである、風力を動力源にして走るクルマの動画を発見しました。
カイトカーと名付けられたこのクルマは、エンジンの無いドンガラのミニにスポーツカイト(凧)を持った人が乗り込み、風力で走るクルマ。
カイト(凧)を操作しているのはニュージーランドのプロカイトボーダーのJacobs Marcさん。2011年のフリースタイル競技で3位になった方だそうです。
風力源になっているカイトは同じくニュージーランドのSWITCH KITESというメーカー。
風力で走るミニの最高時速はなんと61km/h。まさに究極のエコカーと言えるのではないでしょうか?
但し、必ずカイトを操作する人と、運転する人の2名乗車が必須で、無風の日や、電線の張り巡らされた街中、トンネルなどでは乗れません。
またゼロエミッションですが、エコカー減税、エコカー補助金の対象外ですのであしからず。
■SWITCH KITESホームページ
http://switchkites.com/
(井元 貴幸)