ベンツMクラスがフルモデルチェンジ、ディーゼルモデルが右ハンドル化

初代MクラスはプレミアムSUVの先駆者的存在で、映画「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」にも登場し、映画の影響で手に入れたという人もいたはずです。

7年ぶりのフルモデルチェンジで3代目に移行したわけですが、立体的でアグレッシブ、しかも洗練されたエクステリアはもちろん、多数の魅力を備えています。

ガソリンのML350 4MATIC BlueEFFICIENCYは750万円、ディーゼルのML350 BlueTEC 4MATICは790万円

エンジンは2種類で、34ps/20Nmアップの3.5L V6直噴ガソリン(306ps/370Nm)の3.5L V6直噴ガソリンと、3.0LのV6直噴ターボディーゼル(258ps/620Nm)を用意。後者は47ps/80Nmも向上し、とくに圧倒的な最大トルクが目を惹きます。

ML350には「AMGスポーツパッケージ」も設定し、プラス65万円でAMGルックを楽しめます。さらに、40万円アップでインテリアの上質感を増した「ラグジュアリーパッケージ」も用意。なお、ML63AMGは1490万円です

トランスミッションはメルセデス自慢の「7Gトロニック プラス」で、アイドリングストップも加わり、従来モデルよりも最大で42%もの燃費向上(欧州値)を果たしています。駆動方式は両者ともに4WDで、ディーゼルの「ML 350 BlueTEC 4MATIC」が右ハンドル化されたのも朗報です。

そして、525ps/700NmのモンスターSUV、ML63AMGも用意され、さらに「AMGパフォーマンスパッケージ」も設定。最大過給圧が1.0パールから1.3パールにアップし、圧倒的な加速をさらに強化するという、恐ろしく速いSUVに仕上がります。

■The new M-Class(メルセデス・ベンツ日本)
http://www.mercedes-benz.co.jp/special/4matic/model/M-Class/

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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