ヨーロッパ初のプリウスPHVオーナーはハイブリッドに縁が深い「あの殿下」

すでに日本では一般ユーザー向けにプリウスPHV(プラグインハイブリッド)が発売されていますが、ヨーロッパではこれから。

そのヨーロッパで、最初のオーナーとしてプリウスPHVを手に入れたのは、環境問題への意識が高いモナコのアルベール2世大公(写真左の人物)と発表されました。

 アルベール2世大公といえば、2011年の結婚式において、スペシャルメイドのレクサスLS600hを使うなどハイブリッドカーを好んでいるという印象もありますが、今回ヨーロッパ初オーナーとなったプリウスPHVはプライベートユースということです。

なお2012年、モナコでは大公の指示により、電気自動車は9000ユーロまでの補助金を受け取ることができ、またCO2排出量の60g / km未満のハイブリッドカーは5500ユーロの補助金を受けることのできる制度が始まっているそうです。

もちろん、プリウスPHVのCO2排出量は49g/km。モナコで補助金対象となるハイブリッドカーということです。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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