道の駅『胎内』を満喫【車中泊女子の全国縦断記】

道の駅『胎内』

道の駅『胎内』
住所:新潟県胎内市下赤谷387-1
電話:0254-47-2723 
駐車:普通車 145台/大型5台/身障者 なし 

2010年4月1日にリニューアルしてから初めて訪れました。以前はココに国民宿舎『胎内グランドホテル』があったのですが、すっかり取り壊されて新しく『胎内市観光交流センターたるが橋』が建ちました。

観光案内がメインで、喫茶(コーヒー)とお土産類が少し。あとは隣にプレハブの小さな売店があるだけです。

ここに、珍しく連泊しました。行ったことがある人には「『胎内リゾート』ならいざしらず、道の駅周辺でドコを満喫するの?」と言われそうですが(笑;)

ちなみに駐車場の台数は、道の駅前とクアハウス/郷土文化伝習館 側あわせての数です。道の駅前は20台くらいかな?

胎内川

道の駅のすぐ裏手には胎内川が流れていて渓流釣りをしている人もたまに見かけます。川沿いに遊歩道と小さな広場ができていましたが、芝生を取り除く工事をしてました。芝生は手入れが大変だからやめるのかな?(^_^;

樽ヶ橋遊園地のシカ

隣接する『樽ヶ橋遊園地』のシカさん。飼育スペースが道の駅に面しているのでよく見えます。園内はかなり昭和な雰囲気なのですが(^_^; 小動物が数種類と、ゴーカートやメリーゴーランドがあるようです。地元の幼稚園が遊びに来ていました。

入園料が大人310円(子ども210円)とリーズナブルなので入ってみようかなと思ったのですが、やっぱり侘しすぎるのでやめました(笑)

仁王殿

道の駅の目の前にある、仁王殿。左隣にある帰林殿の中に、昭和42年8月に起きた羽越水害の犠牲になった少女が石に浮き出てきたのではないかと言われている『童女石』が祀られています。確かにおかっぱの女の子っぽくて、うっすら微笑んでいるように見えます。決して怖い感じじゃないです。

「ご自由にお入りください」と張り紙がしてあって、誰もいないと思ってお堂の扉を開けたらお年寄りが談笑しててビックリしました(^_^ゞ 中でお守りなどを販売しています。 

越後胎内観音

胎内観音像は、羽越水害殉難者の冥福と国土の安全を祈念して建立されました。総丈7m/重量4tで青銅製では日本一の大きさ!

背後にそびえるのは鳥坂(とっさか)山。鳥坂山を有する櫛形山脈は、日本一小さい山脈としても有名です。 

板額御前 由緒の松

『吾妻鏡(あづまかがみ)』に弓の名手として伝えられている女傑・板額御前(はんがくごぜん/名は板額、飯角ともいわれています)由緒の松。

板額御前お手植えとか、そういうものではなく後世の里人が板額御前を忍んで「由緒の松」としたようです。

この近くから鳥坂山登山道が続いており、平家一族の城氏(板額御前の一族)が源氏に対し反旗をひるがえし戦った場所といわれている鳥坂城址があります。

クアハウスたいない

ちょっと下った坂の途中にある『クアハウスたいない』。クアハウス利用は1,000円、入浴のみなら500円。

ウォータースライダーやトレーニングルームもあり、地元の会員さん?が多いです。浴室は狭くて洗い場が5~6箇所くらいに内風呂ひとつ、サウナと低温風呂がところ狭しとギュっと詰め込まれた感じで、入浴のみの利用だと損した気分になります(笑)

300円で水着&タオルを貸し出ししているので、いざバーデゾーンへ!

郷土文化伝習館

『クアハウスたいない』の斜向いにある『郷土文化伝習館』には、縄文時代から昭和初期までの様々な資料 — 石器・土器、武具、民具、瞽女(ごぜ)唄、水害の歴史などなどおよそ500点が展示されています。
入館料は大人200円/子ども100円。 

縄文クッキーづくり、古代米、火おこし、勾玉(まがたま)づくり、わらじ編みなど様々な体験もできますよ。

勾玉づくりは約1時間かかるというので、お持ち帰り用にセットにしていただきました。それでも100円!超破格です! お土産に10セットも購入してしまいました(笑) 

■道の駅『胎内』(国土交通省 東北地方整備局)
http://www.hrr.mlit.go.jp/road/miti_eki/each_folder/tainai_folder/tainai.html

■樽ヶ橋遊園地(にいがた観光ナビ)
http://www.niigata-kankou.or.jp/tainai/kanko/institution/406.html

■クアハウスたいない(胎内リゾートガイド)
http://www.tainai.info/spa/kur.html

■郷土文化伝習館(胎内市ホームページ)
http://www.city.tainai.niigata.jp/shisemo/densyuukan/

(松本しう周己)

この記事の著者

松本しう周己 近影

松本しう周己

高校は美術科を卒業し、印刷会社のデザイン部に就職するも2年足らずで退職してフリーターに。主にコンサート・イベント関係で全国を駆け回る。その後、なぜかウェブデザインの道へ。仕事としては車との接点はまったくないが旅行好きでドライブ好き、20年前から道の駅などで車中泊していた。
「ネットを通して仕事ができれば、どこにいても構わないのでは」と、2005年、ついにキャンピングカーを自宅兼仕事場としてしまった。根は機械オンチなため、日進月歩の日々。
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