ルノー・ジャポンは26日、ルノーのモータースポーツ活動やスポーツモデルの開発を行うルノー・スポールが手がけたスポーツモデル3モデル、「新型メガーヌ ルノー・スポール」、「新型トゥインゴ ゴルディーニ ルノー・スポール」、「メガーヌ エステートGT」を、7月中旬に同時発表することを発表しました。
中でも注目したいのが、メガーヌ ルノー・スポールに右ハンドルが出ることです。同車は、ブレンボ製モノブロックキャリパー&フェロード製セミレーシングパッド、レカロ製バケットシート、RSモニター、シャシー・カップに英GKN Driveline製ヘリカルLSDを標準で装備しながら、385万円という輸入車としては頑張った価格が評価されていました。
また、ニュルブルクリンクのタイムアタックでFF車最速タイムを出すなど、流麗なボディデザインだけでなく、その動力性能の高さから、コアな人気を博するスポーツハッチとなっています。
マイナーチェンジの概要としては、ハンドルが現行モデルの左から右、トランスミッションが6速MT、エンジンが2L直列4気筒DOHC16バルブターボ、最高出力が265ps(15ps向上)、最大トルクが360N・m(20N・m向上)、装備、ボディカラーに変更あり、とだけ公表されています。
さっそく、ルノー・ジャポンに問い合わせてみたところ、それ以上の詳細はこれから、展示車もないということでしたが、7月中旬に発表というだけに、これから情報が少しずつ出てくるのではないでしょうか。
同車は、右ハンドルがあればと常々言われていただけに、まだまだ鮮度があるうちに右ハンドル車が日本市場に導入されるのは喜ばしいことですし、ボディカラーや価格など、今後の発表を待ちたいところです。
ちなみに、新型トゥインゴ ゴルディーニ ルノー・スポールのマイナーチェンジは、ハンドル: 左、トランスミッション: 5速MT、エンジン: 1.6L直列4気筒DOHC16バルブ、 最高出力: 134ps、最大トルク: 160N・m、その他: ボディカラーに新色追加、外観変更。
新規導入モデルのメガーヌ エステートGTは、ハンドル: 左、トランスミッション: 6速MT、エンジン: 2L直列4気筒DOHC16バルブターボ、最高出力: 180ps、最大トルク: 300N・m、その他: ルノー・スポールチューニングエンジン/シャシー、60台限定車、とのことです。
■ニュー メガーヌ ルノー・スポール(ルノー・ジャポン)
http://www.renault.jp/car_lineup/megane_rs/ultimate/
(ジム加納)