『ドライブデートの成功の秘訣』5 4はこちら
女性×クルマという分野の専門家としてのれん・・・(笑)を掲げてン十年。これまでのデータに基づき、女性のための初めてのドライブデート中の『マナー7カ条』をあげてみました。
【その1乗り降りはしとやかに】
乗り込むときにヒールをコツンとドアに当ててしまうのは、例えクルマ好きのカレシじゃなくても、もっといえば友人でもNG。乗り組むときは靴をドアに当てないように気を配りましょう。またドアを閉めるときも要注意。ゆっくりとドアをクルマに近づけて閉めるか、少しクルマにドアを近づけ一旦止めてから少し力を入れて閉めるというようにし、力任せに閉めることが無いように。「バーン」と閉める音はマナー違反。
【その2荷物は座席に置きましょう】
よく助手席の足元に自分のカバンを置くかたがいます。土足のフロアマットにカバンを置いたにも関わらず、次に見るとカバンが助手席の上やら後部座席に移動していたり、出かけた先のレストランではテーブルやイスの上にカバンを置いたり。気にしないかたももちろんいますが、初めてのデートだと、相手がどこに不快な思いをするのか分らないので、カバンは座席の上に置かせてもらいましょう。
【その3 移動中はカレに気配り】
運転に余裕があるかたなら会話を楽しみましょう。でも運転に余裕が無いかたや緊張されているようだったら、矢継ぎ早に話しかけず会話の量は適量に。狭い車内で沈黙が怖い・・・というかたも、初めてのデートであれば、少し大目に見てあげることも女性ならではの気配り。お天気の話や車窓の風景の話など、ドライバーの視点から見える話題でつなぎましょう(逆に男性には車内での会話が楽しめるよう、運転に自信が無いかたや緊張しぃなかたには、得意のドライブコースを用意したほうが賢明。バカらしくても予行練習をしておくと安心ですよ(笑))
【その4 移動中は周囲に目配り】
自分でクルマを持っていない女性やふだん運転をしない女性は、とかくドライバーの視点というのが分りません。運転しないから関係が無い!のでは無く、フロントガラスから見える道路状況や助手席のドアミラーに映る道の状況なども意識して見るようにしてみましょう。ふらついている車両がいることを発見ができたり、パトカーの存在に気がつくこともありますし、ユニークなクルマを発見したときは車内のふたりの会話の材料にもなるはず。
【その5 駐車場での心配り】
狭い駐車スペースにクルマを入れるときは「先に降りようか?」と声をかけてあげましょう。また駐車が苦手で何度も切り返すことになってもイライラしないように。もしかしたら、ふだんのカレならスマートに駐車できるのだけど、貴方に緊張しているのかもしれません・・・。なので初デートのジャッジはおてやわらかに(笑)
【その6 用意しておきたいもの】
ひと昔前、女性は絆創膏、ソーイングセットは持って出かけよう・・・なんて時代があったような、無かったような(笑)。ドライブデートのときはお手拭があると便利。ウエットティッシュを用意しておきましょう。ロングドライブのときは飲み物も用意しておくと良いですね。
【その7 笑顔でありがとう! 終わり良ければ全てよし】
さて、いろいろなシチュエーションはここでは割愛させていただきますが、一番大事なことはドライブデートの最後。笑顔で「ありがとう」と感謝の言葉で締めくくり。例え自分がガソリン代を出したとしても、クルマを出してくれたかたに感謝の言葉を贈りましょう。ドライブデートに慣れてくると、送り迎えもいつしか当たり前になってしまうものですが日本語で一番美しいとされている言葉である、「ありがとう」はデートの締めくくりには伝えたい言葉ですよね。
えー、こんなに面倒くさいの?大変なの?と、思った女性はいますか?
そんなかたは、最後の【その7】だけ守ってくださいね。
ドアtoドアで出かけられる便利さや、雨の日も楽しめるクルマでのデート。
思い立ったら夜景もショートトリップもすぐに計画できるのがクルマデートの魅力。
サプライズが好きな女性にとって、クルマはいつでもサプライズを起こしてくれる魅力のある乗り物のひとつです♪
(ドライブデート評論家・鈴木珠美)