アウディA1スポーツバックは小さくてもプレミアム!

日本におけるアウディA1の購入層は77%が他社からの乗り換えということですから、アウディにとって重要なモデルと言えるでしょう。発売直後は数ヶ月待ちとなり、現在も日本への輸送中に売れてしまうというぐらいですからとにかく大ヒットというわけです。

そして日本にユーザーに嬉しいのは、ついに5ドアのスポーツバックが登場。後席に人を乗せる場合だけでなくちょっとした荷物を置くのにも後部ドアがあると便利ですし、日本はドアが多い方が好まれます。このスポーツバック、ワールドプレミアを2011年の東京モーターショーで行なったくらいですから、日本市場を相当意識しているではないでしょうか。アウディの気概が伝わります。そんなA1スポーツバックですが、ただドアの枚数を増やしただけではありません。

まず、ボディサイズは全長3970×全幅1745×全高1440mm。3ドアと比べると5mmほど全幅が広がっています。そして3ドアよりもBピラーが23mm前傾、ルーフが80mm以上延長されているため、後席の頭上空間は11mm拡大。乗車定員も5人乗りとなって、より買いやすくなったと言えるでしょう。

エンジンはおなじみとなった1.4Lの直4、122ps/20.4kgmで、ツインクラッチのSトロニックとの組み合わせで、十分以上の動力性能得ています。またアイドリングストップ機能やブレーキエネルギー回生も備えており、エコカー減税&補助金適合です。

そしてインテリアも充実しています。カラーが選べるうえ、上質な本革シートも装備でき、最新のインターフェイスのHDDナビや10スピーカーのオーディオ等も備えています。

ボディは高強度スチールを多用しており、軽量高剛性に仕上がっており、欧州の安全性脳総合評価ユーロNCAPでは最高の5つ星。エアバッグはサイドやヘッドエアバッグも備わります。

小さくても良いクルマが欲しい、小さくしても質感や安全性、走る楽しさを捨てたくないという方には、まさにストライクではないでしょうか?

価格は293.0万円。A1が273.0万円ですから、20万円プラスです。ちなみにA1では8万円でオプションのアドバンスキーレスシステムが標準装備。どうやらA1スポーツバックも大人気間違いなしのようです。

■The new Audi A1 Sportback(アウディジャパン)
http://www.audi.co.jp/jp/brand/ja/models/a1/a1_sportback.html

(佐藤みきお)

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