マツダCX-5のクリーンディーゼルをベースにしたレースエンジンが登場!

マツダUSAは、2013年にアメリカのグランダムレースに新設されるGXクラスにSKYACTIV-Dクリーンディーゼルエンジンを投入する」と発表しました。GXクラスは先進クリーン技術車によるクラスです。


(写真マツダUSA)

このSKYACTIV-D 2.2Lクリーンディーゼルエンジンは、マツダと北米マツダ、そしてスピードソース・エンジニアリングが共同開発したエンジンです。

ベースとなるのははCX-5に搭載されているSKYACTIV-Dエンジン。

SKYACTIV-Dエンジンそのパーツとシリンダーブロック、シリンダーヘッド、コモンレール燃料噴射などは同じ物を使用して、レース用に仕立ててあるとのことです。

このSKYACTIV-Dレースエンジンを搭載する車種はまだ発表されておらず、2012年のグランダムレースシーズン終了後に発表されることになっています。

ロータリーエンジンのマツダが、ディーゼルでレースに挑むというのは実に興味深い話ですね。

(ぬまっち)

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ぬまっち(松沼 猛)

1968年生まれ1993~2013年まで三栄書房に在籍し、自動車誌、二輪誌、モータースポーツ誌、鉄道誌に関わる。2013年に独立。現在は編集プロダクション、ATCの代表取締役。子ども向け鉄道誌鉄おも!の編集長を務める傍ら、自動車誌、バイク誌、鉄道誌、WEB媒体に寄稿している。
過去に編集長を務めた雑誌はレーシングオン、WRCプラス、No.1カーガイド、鉄道のテクノロジー、レイル・マガジン。4駆ターボをこよなく愛し、ランエボII、ランエボVを乗り継いで、現在はBL5レガシィB4 GTスペックB(走行18万km!)で各地に出没しています。
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