小林可夢偉選手が所属していることでも知られるザウバーF1チームが、プロモーションのためにユニークな映像を作りました。
なんと、F1マシンのひらき。真ん中でスパっと切り開いたマシンを用意して、チーフデザイナーのマット・モリスさんが内部を解説するという、たいへん贅沢なコンテンツです。
たとえばステアリングシャフトがカーボンチューブであるとか、燃料タンクにはブレーキングやコーナリング時の燃料かたよりを防ぐために何枚ものバッフルプレートが入っているとか、そうした解説が”F1のひらき”を目前に展開されるのです。
また重心を低めるためにドライバーはお尻を低く、足をあげた姿勢で乗っているのですが、それも”F1のひらき”と今季2位表彰台にたっているセルジオ・ペレス選手による実演付きで解説しています。
同じタイヤが4つついた乗り物とはいえ、乗用車とはまったく違う中身を、こうしてはっきりと確認できるのは貴重な機会。この動画を見れば、もっともっとF1に興味が出てくることうけ合いでは。
(山本晋也)