「ギターの神様」エリック・クラプトンが特注した世界に一台のフェラーリが正式公開に !

以前3月の記事でご紹介した「ギターの神様」こと、エリック・クラプトン特注のフェラーリ「SP12 EC」が正式に公開されました。

 

ピニンファリーナとフェラーリのエンジニアが協力してフェラーリ・スタイルセンターで設計されたもので、車名末尾の「EC」は勿論、発注主であるエリック・クラプトンのイニシャル。

クラプトン自身、往年の「フェラーリ512BB」を3台所有する程の愛好家で、今回のモデルはV8 4.5L 570psエンジンをミッドに積む「458イタリア」をベースにピニンファリーナが「512BB」のデザインを巧みに融合させて完成させた物。言わば512BBのリメイク版と言う訳です。

 

フロントウインドシールド廻りやルーフ辺りに「458イタリア」の面影が若干残っているものの、その他は丸ごとリ・デザインされており、ボディ下半分は「512BB」風にブラックアウト。

ヘッドランプには「エンツォ」のデザインを融合するなど、正にイイとこどりの一台。
特徴的なCピラーデザインがこのクルマの美しさをいっそう引立てています。
クラプトン本人も今回の「SP12 EC」の出来に大満足しているとか。

フェラーリのSP(スペシャル・プログラム)シリーズは富豪層向けの億単位の価格で有名。
2年の歳月をかけて完成した「世界に一台」のフェラーリ「SP12 EPC」に思わずウットリ。

■ピニンファリーナ オフィシャルサイト
http://www.pininfarina.com/it/

 (Avanti Yasunori

この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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