スーパー耐久第3戦菅生をポールトゥフィニッシュの完全勝利で今期初優勝を飾った岡部自動車マイロード協新計測RX-7。予選のポジションはST-2クラスの間に割って入るほど。決勝の総合順位でもST-2クラスのRSオガワADVANランサーのすぐ下。このRX-7、菅生に限定して言えば4WDターボより速いということになります。
2位は富士ともてぎを優勝しているasset テクノ Z34。ササキングこと佐々木雅弘選手は決勝前に「菅生はRX-7が本当に速いのでかなり厳しい」と語っていましたが、追い上げもいまひとつ及ばずの2位となってしまいました。残念。
そして3位は、やはり来ました!レクサスGS350!PETRONAS TWS GS350が3位表彰台です。予選ではクラス10位と低迷していましたが、決勝となるやそのペースは予選並み。このデカいボディーが菅生のキツいコーナーを危なげなく曲がっていくという、かなり不思議な光景をみせてくれました。
スポット参戦で速さを見せつけたのはB-MAX・Z33。なんと予選3位!決勝も長らく3位を走行して、最終的には4位でチェッカー。思わぬ伏兵の登場で場内を沸かせました。
シリーズエントリーの上位3台はいよいよ実力が拮抗して、次の岡山の展開が全く読めない。熱いバトルが繰り広げられそうな予感です。
(北森涼介)