光岡自動車が「Viewt(ビュート)」(205万円~272万5000円)をフルモデルチェンジし、5月24日から発売します。
同車は1993年に初代モデルが登場しているため、実に20年近くにわたって販売されているロングライフモデルです。正確に言うと初代が1993年から2003年、2代目が2005年から2010年の販売で、販売が休止されていた時期が少しずつあります。
ビュートというとその独特のデザインが特徴になっていますが、日産マーチをベースにジャガーマークIIをモチーフにデザインされています。その優雅なデザインに心惹かれた人もいるのではないでしょうか。
3代目もマーチがベースで、エクステリアデザインもキープコンセプトになっています。ただ3代目では、ビュートで初めての試みとなるオリジナルインテリアを採用しており、落ち着いた雰囲気と快適性を兼ね備えたモダンな室内空間を創出しています。
そんなビュートですが、これまでの累計総生産台数は1万台を突破しているという隠れた人気車種になっています。単純計算しても1年で500台が売れているというのですから、下手な不人気車よりもよほど売れているかもしれません。
ちなみにグレード構成は、12ST(205万円)、12DX(229万円)、12LX(258万円)、12DX 4WD(244万円)、12LX 4WD(272万5000円)となっており、いずれも1200ccのCVTとなっています。2WDは、エコカー減税(50%軽減)、エコカー補助金(10万円)の対象になっているので、意外と安くビュートのオーナーになれそうです。
ボディカラーは、ワインレッドM、ブリティッシュグリーンM、ホワイト、ブラックメタリックの4色があります。ビュートオリジナルのクラシックなインテリアオプションが多数用意されているとのことで、自分だけのビュートが作れそうです。
■ビュート(光岡自動車)
http://www.mitsuoka-motor.com/lineup/newviewt/index.html
(ジム加納)