ダイハツ・ムーヴが軽ターボ初のエコカー減税75%レベルになりました

低燃費性能に力を入れているダイハツの手は、軽ターボにまで及びました。

まず対象となったのは軽ワゴンの「ムーヴ」。

カスタムシリーズに設定されているターボエンジン搭載グレード「カスタムRS」に、「e:S(イース)テクノロジー」を採用して、燃費を向上させています。

今回採用された「e:Sテクノロジー」は次の通りです。

①パワートレーンの進化
・燃焼効率向上とエネルギーロス低減を極めた「新エンジン」
・メカニカルロスの低減で、動力伝達効率をさらに向上した「CVT」

②エネルギーマネージメント
・停車前アイドリングストップ機能を追加した「新 eco IDLE」
・エコ発電制御(減速エネルギー回生機能)

これにより、「ムーヴ カスタムRS」の2WDは24.2km/L(JC08)の燃費性能となり、軽乗用車のターボエンジン搭載車では初めて新エコカー減税で75%軽減レベルに適合しました。また、4WD車も22.2km/L(JC08)の燃費を実現し、エコカー減税の50%軽減レベルとなったそうです。

メーカー希望小売価格は2WDが149万円、4WDが161万1000円。どちらもエコカー補助金の対象となっています。

■ムーヴ カスタム(ダイハツ)
http://www.daihatsu.co.jp/lineup/move_custom/index.htm

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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