ミッレミリア2012年でアバルト695マセラティがデビューします

3年前にトリビュート・フェラーリが話題となった、フィアット500のスペシャルモデル「アバルト695」に、今度は「マセラティ・エディション」がデビューするということです。発表はミッレミリア2012の会場で、限定499台となる模様。

コンセプトは「マセラティらしいグランツーリズモ性」で、コンバーチブルボディが選ばれたということ。ボディカラーはボンテボルドー、六角形のマフラーエンドもマセラティのテイストだということです。

エンジンは、1.4リッター4気筒16バルブターボで最高出力は180馬力 (132 kW)/ 5500rpm、最大トルクは250N.m /3000rpm(スポーツモード)。ターボチャージャーはギャレット1446が備わります。パドルシフトの5速ギアボックスC510と組み合わせるということです。

サスペンションではアバルト・コニのショックアブソーバーが特徴。ブレーキディスクはフロントが305mm×28mm、リヤが264mm×22mmという大径タイプとなっています。ホイールサイズは7-17,タイヤは205/40-17。

最高速は225 km/h 、0–100 km/h加速は7.0秒というこの小さなグランツーリズモ 、主に欧州での販売となるということですが、日本導入も期待しましょう。

(山本晋也)

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山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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