ニューヨークの標準タクシーに選出されたり、F1のサポートカーとして活躍したり、日本でもMクラスの商用車として人気の高いNV200ですが、そのNV200のEVバージョンがe-200NVです。
デトロイトショーでデビューしたe-NV200は、すでにFedexや日本郵便などでの配送業務による実証実験が進められていますが、新たにネットスーパー事業を展開するイオンリテールと共同で実証実験を開始しました。
実験は5月15日から6月21日までで、ネットスーパー利用者への配送業務を通じて実用性などを中心にテストをするそうです。
Co2排出ゼロ、EVならでは力強い走り、夜間の住宅地などでも騒音の心配がいらない等、配送業務に向いているとも言われるEVに、あらゆるビジネスシーンで活躍するNV200のパッケージングの組み合わせは最強かもしれません。
リーフに続きe-NV200もパーソナルユースでの使用でも利点が多く、ビジネス向けだけでなく乗用車としても魅力の多いクルマなので、あらゆる方面から登場が待ち望まれている一台です。
今回の実証実験により市販化が近づいてくれる事に期待大です。
■イオンネットスーパー「e-NV200」テストカー 発進式(日産自動車)
http://reports.nissan-global.com/JP/?p=2821
(井元 貴幸)