ペトロナスSLS AMG GT3同士の熾烈な争い。勝ったのはゼッケン1の谷口組!【スーパー耐久2012】第2戦 ツインリンクもてぎ

リザルトだけを見るとポールtoウィンのゼッケン1番ファリーク/ドミニク/谷口組のペトロナスSLS AMG。表彰台の一番上に、今年二度目の登壇です。

しかし、レース前半をリードしていたのはゼッケン28番のメルビン/ジョノ/柳田組。
第2スティントに谷口選手が乗るまでにゼッケン1に対して52秒の大差をつけていたのです。

しかし、ゼッケン1に乗り込んだ谷口信輝選手、第2スティント39周の間に52秒の借金を全部清算!その上大量の貯金を作ってドミニク選手にバトンを渡します。

もう、格闘ゲームのチートコードとしか言いようのない谷口選手。スーパー耐久ではいったい何連勝したことでしょうか。少なくとも2010年からずっと優勝しっぱなし。

そして、こんな熾烈な同門争いを見守っていたペトロナスチームの今回の監督は片岡龍也選手。スーパー耐久独特のプラチナドライバー制度により、今回は柳田選手にシートを譲って、片岡選手は監督業ということです。

ちなみに今回のスーパー耐久の感想は?
「監督業はヒマだよぉ。走りたいよぉ」

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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