リザルトだけを見るとポールtoウィンのゼッケン1番ファリーク/ドミニク/谷口組のペトロナスSLS AMG。表彰台の一番上に、今年二度目の登壇です。
しかし、レース前半をリードしていたのはゼッケン28番のメルビン/ジョノ/柳田組。
第2スティントに谷口選手が乗るまでにゼッケン1に対して52秒の大差をつけていたのです。
しかし、ゼッケン1に乗り込んだ谷口信輝選手、第2スティント39周の間に52秒の借金を全部清算!その上大量の貯金を作ってドミニク選手にバトンを渡します。
もう、格闘ゲームのチートコードとしか言いようのない谷口選手。スーパー耐久ではいったい何連勝したことでしょうか。少なくとも2010年からずっと優勝しっぱなし。
そして、こんな熾烈な同門争いを見守っていたペトロナスチームの今回の監督は片岡龍也選手。スーパー耐久独特のプラチナドライバー制度により、今回は柳田選手にシートを譲って、片岡選手は監督業ということです。
ちなみに今回のスーパー耐久の感想は?
「監督業はヒマだよぉ。走りたいよぉ」
(北森涼介)