住友金属工業株式会社、住友鋼管株式会社、住友金属プラント株式会社の3社は自動車軽量化の画期的技術として、3次元熱間曲げ焼入れ(3DQ;3 Dimensional Hot Bending and Quench)を開発、量産加工技術が完成したと発表しました。
専門的な内容は割愛しますが、この技術は鉄板でボディーフレームを製作した場合と比べると最大で50%も軽量化できるという驚くべき技術です。つまりボディーの重さが半分になるんですよ!
車体の軽量化はスポーツカーのみならず、ハイブリッドや電気自動車でも絶対に必要になる技術。燃費に直結しますからね。カーボンやアルミなどの高価な材料を使わずに軽量化する技術としてかなり注目に値します。
近いうちに、この技術を使った市販車が発表されることを期待します。
■3次元熱間曲げ焼入れ(3DQ)の量産加工技術が完成(住友金属工業株式会社)
http://www.sumitomometals.co.jp/press/2012/news2012-04-20.html
(北森涼介)