ホンダが中国向け量産コンセプト2台を世界初公開【北京モーターショー2012】

ホンダは、北京で開催中の2012年北京モーターショーにおいて、来年発売予定の量産車のコンセプトモデルである「Concept C」と「Concept S」をワールドプレミアしました。

Cool・Challenge・China—-Concept C


Concept Cは、中国市場向けに開発したミドルクラスセダンのコンセプトカー。
龍をイメージし、個性的かつスポーティーなデザインを採用しました。商品企画は中国人が主体で、開発は中国と日本のチームが協力して進められたといいます。
このモデルをベースとした量産車は広汽ホンダより来年に発売される予定ということです。

Stylish・Smart・Surprise—-Concept S

Concept Sは、中国市場をメインターゲットに開発したハイブリッドカー。
中国から発売を開始する新価値乗用ムーバーのグローバルコンセプトカーです。ホンダ独自のパッケージング技術により、広い室内空間を実現したのが特徴とのこと。
こちらは東風ホンダより来年にも発売される予定ということです。

メイド・イン・チャイナだけにとどまらず、ディベロップメント・イン・チャイナとなるホンダの中国向け新型車、市場からどのような評価を受けるのでしょうか。

(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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