ひっそりと販売が続いてるトヨタの軽自動車ピクシススペースですが、中身は周知の通りダイハツムーヴコンテのOEM車です。
このムーヴコンテの一部改良に伴い、ピクシススペースも一部改良が行われました。
内容は、メカニカルロスを低減した新エンジンの搭載、停車直前にエンジンを停止する新エコアイドルを全車に標準装備、エコ発電制御(減速エネルギー回生機能)を搭載、動力伝達効率向上したCVTを採用。
上記の内容により、環境性能が大幅に向上。同時に低燃費化にも貢献しています。
カスタムRSを除く2WD車で26.0km/L、カスタムRSを除く4WD車で24.0km/Lの低燃費を実現し、2WD車は平成27年度燃費基準+20%、4WD車は平成27年度燃費基準+10%を達成しています。
カスタムRSは、2WDで燃費は22.2 km/L、4WDで21.4km/Lとなり、平成27年度燃費基準を達成しています。
これにより、従来モデルで認定されている平成17年排出ガス基準75%低減レベルと合わせて、全車、エコカー減税対象車となりました。
今回の一部改良で導入されている新エンジンやエコ発電制御などは、低燃費で話題のミラe:S(イース)に搭載されているイーステクノロジーの技術で、ダイハツがミライース以外にも採用を進めている技術です。
もちろんピクシス スペースにもイーステクノロジーが搭載されていますが、トヨタの軽自動車はひっそりと販売されているため、あまり知られていません。
せっかくの素晴らしい技術。ピクシススペース共々もっと宣伝しても良いのでは?と思いました。
間もなく発売されるトヨタ版ミライースはどのように販売していくのでしょう?
[関連サイト]トヨタ自動車ピクシス スペースを一部改良。(トヨタ自動車・ニュース)
(井元 貴幸)