シボレー・マリブに、従来と比較して年間で12ガロン(約45リットル)ものガソリンを節約できる新技術が搭載されたと発表されました。
燃費を2.5%改善し、10年間でおよそ500ドルも燃料代をセーブできるという『eAssist』と名づけられた、この新技術の正体は?
いまや日本車では当たり前になっている電動パワーステアリングでありました。
アメリカのマーケットでは、従来型の油圧パワステが支持されているという話もありましたが、電動パワステの時代になりつつあるようです。このシボレーをはじめ今後はキャデラック、ビュイックといったGMブランドの半数以上が電動パワステを採用する計画ということ。
さらに油圧パワステで発生するフルード(オイル)がないのも、CO2とメンテナンスコストの削減につながるとアピール。
いよいよ電動パワステが世界のスタンダードとなりそうです。
[関連リンク]Chevrolet Malibu Eco Saves Gas with Fuel-Efficient Tech (GM News)
(山本晋也)