井元貴幸 
4月に入り、新入学、新入社シーズンを迎え春休み中に免許を取得した方々も多いと思われます。
そこで、フレッシャーズの方々にお奨めのクルマをコミコミ予算50万円で探してみました。
条件はレギュラーガソリン仕様、2000cc以下、走行距離6万キロ以下で検索した結果の中から3台をピックアップしてみました。
第3位 日産キューブキュービック 1.4SX
現行モデルには無い、キューブの7人乗りバージョン。10年近く前の車ですが現行モデルがキープコンセプトと言う事も有り、古さを感じさせないデザイン。
正直1.4Lエンジンで7人乗車は明らかにパワー不足の感が否めませんが、その分維持費となる自動車税は格安になります。
マイカーを持ったら、若者が皆でワイワイ出かけるはず。その時1台で出かければ後にきっといい思い出になるはずです。
4AT仕様の前期モデルなら6万キロ以下でDVDナビが付いている物までありました。
第2位 スバルレガシィツーリングワゴンTStypeR（3代目 BH系D型）
レギュラーガソリン仕様の最上級グレードTStypeR。こちらもGT系に比べると非力ですがフルタイム4WDでウィンタースポーツにも活躍しそうです。
ちなみにおすすめは5MT仕様ですが、検索したら全く引っかからず、4ATモデルになってしまいますが、走りは十分スポーティな上、GT系より大事に扱われている個体が多いのもお勧めの理由です。
アフターパーツもエクステリア系ではGT系の物が使える物が多く、クルマとしても楽しめる1台です。
第1位 スズキ スイフトスポーツ（初代 GT81S）
先々代となる初代スイフトスポーツですが、1.5L直4DOHCエンジンに VVTを備えるスポーツモデル。
115psしかありませんが、1tを切る軽量なボディのおかげで、5MTでも小気味よく走ります。
走りの装備はオーバーフェンダーや専用サスペンション、革巻きステアリングの他、レカロシートも備わっています。
3ドアハッチバックで、室内も決して広くはありませんが、運転する楽しみはピカイチ！排気量も1500ccなので自動車税の面でも有利。
色々検索してみると、思いのほか色々と候補が出てきたので正直絞るのに苦労しました。ただ、燃料代が高騰しているのでハイオク車を外し、自動車税面で有利な2000cc以下のクルマを選んでみました。
しかしどの車も年式的には10年以上落ちが多く、自動車税もその分割高になってしまいますが、この価格でも買える人気のハイパワースポーツやLクラスミニバンもありましたが、走行距離や排気量、燃料費、税金と維持費を中心に考えたら、上に挙げた3台の方が現実的な気もします。
軽自動車は経済面で有利ですが、この価格で買える年式やクラスだと、助手席エアバッグの設定がオプションであったり、ABSの設定もオプションであったりするので、安全面も考慮して普通車にしてみました。
ちなみに上に挙げた3台は、全車デュアルエアバッグ、ABSが標準装備です。
（井元 貴幸）
