2008年にWRCのワークス参戦から撤退したスバルですが、その後もPWRCやIRC等でグループNと言われる市販車に近いカテゴリーでの参戦を続けており、ラリー活動はワークス時代に比べると地味ながら続けています。
モータースポーツ部門でもあるSTIは国内外を問わずプライベーターの支援なども行っており、ラリーフィールドではまだまだインプレッサの活躍する姿を見ることが出来ます。
今回のワンメイクシリーズは、WRCの全イベントのうち6戦をグループN仕様のインプレッサWRX STIを使って低予算で戦う事を目指したシリーズで、3月29日開催のラリー・ポルトガルからスタート。ベルギーのシムテックレーシングチームがマシン制作とシリーズ運営を担います。
今シーズンエントリーするのは4組ですが、来季はさらに規模を拡大していくとのこと。
ワークス撤退した後も地道にラリー活動を続けてきたスバルですが、これを機にスバルのラリー活動がさらに活発になって、行く末はワークス活動の復活を欲しいと熱望したいところです。
今年はWRブルーのインプレッサに変わり、シムテックグリーンのインプレッサの活躍に期待したいところですね。
(井元 貴幸)