武井 正行 
今夏トヨタから、iQをスーパーチャージャーとクロスミッションで武装した「GRMN iQ Supercharger」が発売されます。限定100台生産。
1,329cc直列4気筒エンジンに遠心式スーパーチャージャーを搭載。ミッションは6速マニュアルを設定しています。スーパーチャージャーを搭載することにより、最高出力95kW(130PS)/5,200r.p.m.、最大トルク180N･m(18.3kgf･m)/4,400r.p.m.に強化され、回転数に応じた出力特性を持つエンジンは、回転数を上げれば上がるほどパワーが鋭く切り立っていくレーシーな感覚を味わう事ができる、ということです。
スタイルは、全てのアングルで4隅に配されたタイヤの踏ん張り感を強調。新しいプレス技術を用いて、従来の生産ラインでは造れないエッジの効いたシャープなボディラインやドアにエンボス加工されたGRMNのロゴなどにより切れ味の鋭さ、仕立ての良さや上質感を演出しています。
インテリアもスポーツモデルらしくホットな空間を演出するとともに機能性を重視。専用スポーツシートは、独自の“乗り心地理論”と、“一体発泡成形”と呼ばれる製法を採用。“吸い付くようなフィット感”と、“コシのあるホールド性”、そして“運転操作を邪魔しないサイドサポート形状”を、高精度かつ美しいフォルムのデザインで纏められています。また、専用メーターの目盛りデザインはアルミ調シルバー加飾を採用しプレミアム感を表現しています。
トヨタ・86やスバル・BRZの登場と共に幕を開けた2012年。スポーツモデルが注目の年になりそうですね。
（武井 正行）
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