今回の東京モーターサイクルショーで注目を集めたのがベスパ・PX。
1977年に誕生し、累計300万台以上が生産された超ヒットモデルです。
このPX、ユーロ3エミッションの排ガス規制のため2005年にラインアップから姿を消していたわけですが、技術の進歩によってこの排ガス規制をクリアし、再び市場へと舞い戻ってきたのです。
もちろんエンジンは従来通りの2ストでハンドタイプの4速ミッションを搭載。排気量は150ccと125ccの2モデルが用意されています。
2ストが環境に悪いなんてエコロジー志向な方はおっしゃりますが、最新の技術をもってちゃ~んと対策を施せば、厳しい基準もクリアできるんです。そのうえクラシックベスパのファッション性とフィーリングを楽しめるとあれば、注目を集めるのは必然となるでしょう。
(渡辺大輔)