2012年3月16日、神奈川県横浜市内で「第3回 おもいやりライト横浜会議」が実施されました。
「おもいやりライト」とは、事故の増える夕暮れ時に早めにヘッドライトを点灯することで安全性をアップしましょう! という交通安全運動。主催者は日産自動車ですが、上から目線で交通安全を訴えても通じないので、「一緒に考えましょう」という「市民会議」スタイルを取っています。
そんな「おもいやりライト横浜会議」で発表されたのが4月14日に横浜臨海エリアで実施予定のプロモーション・イベントの内容でした。
それは「スタートとゴール地点は決まっているものの、途中のコースや距離は参加する人の自由」という、型破りなマラソン大会でした。
途中は走っていてもいいし、休んでいてもいい。お茶しててもいいし、バスに乗ってもOK。スタート時間も自由。ただしゴール時間に戻ってくることは絶対です。
なぜゴール時間が厳密か? といえば、その後に参加者みんなでパーティを行うから。なんとも自由すぎるマラソン大会ですね。
ちなみに、なぜマラソンか? といえば、「“おもいやりライト”のイメージカラーである黄色いTシャツを着た人たちが街中を走り回れば、「あの黄色いTシャツは何?」となって「おもいやりライト」運動 のプロモーションになるのでは──?」そんなアイデアが以前の「市民会議」で提案されていたからです。
またこの日の「市民会議」では、そんな自由すぎるマラソン大会のために給水ポイントや立ち寄りポイントをどこにするのか? というアイデアをみんなで出し合うことも行われました。
4月14日に開催を予定する「おもいやりライト」のマラソン・イベントの詳細は、公式HPで3月下旬に発表されます。
参加は誰でもOKですので興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
(鈴木ケンイチ)