ソーシャルに力を入れるホンダ【第3回国際自動車通信技術展(ATTT)】

2012年3月14~16日にかけて、東京ビッグサイトにて「第3回 国際自動車通信技術展示(略称:ATTT)」が開催されています。


自動車メーカーはそれほど数多く参加していないのですが、その中で僕が気になったのがホンダのブースです。
大きなスペースを割いて紹介されていたのが、ホンダが昨年11月からスタートした「dots(ドッツ)」プロジェクトでした。

これは「design our transportation story」の略で、ホンダのインターナビを通じて収集した情報を使って「より快適に、環境に優しく、安全な道のりをデザインする情報を提供したい」「もっと人とクルマと世の中のつながりを豊かにできないか」という2つの想いを実現するためのプロジェクトです。

具体的には、昨年11月から「dots now」をスタートさせています。これはインターナビで集まった走行データを美しいグラフィックに変換するというもの。このサービスは誰でもサイトにアクセスすれば見ることができます。また、インターナビを利用する人には旅の様子などをフェイスブックに投稿できる「ドライブシェア」も開始しました。

さらに、1月から「みんなの旅のしおり」を導入。これは、インターナビ・ユーザー以外でもフェイスブックを使っていれば、旅の目的にあわせたルートなどを提案するというサービスです。

ホンダのインターナビ・ユーザー以外にも便利な機能を広げるという楽しい試みというわけですね。

(鈴木ケンイチ)