レーシングECO耐久は初心者もわりと安心して参加できるモータースポーツですが、だからこそルールは絶対厳守。
でも、初心者ですからうっかりミスが多いのもまた事実。
特に今回のように天候が悪いとフラッグの見落としなども頻繁に発生していたようで、ペナルティーのほとんどが黄旗掲示時やセーフティーカー進入時の追い越し禁止違反。
今回のレーシングECO耐久、栄えある?ペナルティー第一号は、このプジョー106。
セーフティーカーの先導で数周をフォーメーションラップし、セーフティーカーがピットインして自分のクルマがコントロールラインを通過するとレーススタート、となるローリングスタート方式だったので、セーフティーカーのピットインからコントロールラインまでは追い越し禁止だったのですが・・・
そしてそのままコントロールラインを通過。ペナルティー確定です。
今回のペナルティーはドライブスルーペナルティ。
一度ピットに入ってオフィシャルからペナルティー理由を聞いて再スタートできるのですが、結構なタイムロスをしちゃいます。
ドライブテクニックも大事ですが、安全にクルマで遊ぶためにはルールの方がもっと重要。初心者が気軽に参加できるレースだからこそペナルティーはきっちり取って、ルールを覚えてもらおうということなんですね。
実は、何を隠そう、筆者のチームも1回ペナルティー食っちゃっています。いやぁ、視界が悪くて……、ねぇ。
(北森涼介)