スバルは2012年内に水平対向エンジンを直噴化し、ターボを搭載することを発表しました。
BRZにトヨタの直噴技術D-4を取り入れ、水平対向エンジン初の直噴化を果たし、今後の水平対向エンジンも直噴化されると思われていました。
今回発表された直噴ターボ化は低燃費、高効率化を目指したものとされていますが、スバリスト的には待ちに待った直噴ターボ化。
近年水平対向エンジンは燃費の向上を果たしてきましたが、直噴化によりターボモデルも低燃費化されると思われます。
昨年のモーターショウで参考出品されたアドバンスドツアラーコンセプトは1.6Lの直噴水平対向ターボエンジンにハイブリッドモーターと言う組み合わせで、今後のスバルのパワーユニットの目指すところなのかと思われました。
アドバンスドツアラーコンセプトは1.6Lと言う小排気量にターボ+ハイブリッドモーターという組み合わせで、低燃費、高出力化という両極端を見事に実現できるものだと思います。
VWやBMWなどの欧州の自動車メーカーも大排気量NAからダウンサイジング+ターボに変更しつつあり、これにならうような動向かと思われました。
スバルは以前よりターボエンジンの搭載車が多く、現行型でも自社製車種の全てにターボ搭載グレードがあり、現在国内のメーカーではラインナップはかなり多い方だと思われます。
今後発売になる現行ターボ搭載車の直噴化と小排気量化、そしてハイブリッドと進化が気になる所です。
(井元 貴幸)
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