ホンダがシビック用「テンロクターボ」を発表

ホンダUKが、シビック用の新型ターボエンジンを発表。
といっても、CO2排出量95g/kmという環境性能を持つ、このエンジンはディーゼルターボ。

発表での注目点は”the world’s lightest”。1.6リッタークラスでは世界最軽量のディーゼルエンジンに仕上がっているということだ。その主な理由はアルミ製オープンデッキシリンダーにあり、と説明されている。

軽量にできるということは、それだけ強度が不要という意味でもある。つまりディーゼルエンジンとしては異例の低圧縮比となっている可能性も考えられる。

排気量は違えども、そうした視点ではマツダSKYACTIVディーゼルの好敵手といえそうだ。

なお、この新型i-DTECエンジンの生産は2012年末までにイギリスで開始されるという。シビックに搭載されるのはまだまだ先のようだ。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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