ホンダUKが、シビック用の新型ターボエンジンを発表。
といっても、CO2排出量95g/kmという環境性能を持つ、このエンジンはディーゼルターボ。
発表での注目点は”the world’s lightest”。1.6リッタークラスでは世界最軽量のディーゼルエンジンに仕上がっているということだ。その主な理由はアルミ製オープンデッキシリンダーにあり、と説明されている。
軽量にできるということは、それだけ強度が不要という意味でもある。つまりディーゼルエンジンとしては異例の低圧縮比となっている可能性も考えられる。
排気量は違えども、そうした視点ではマツダSKYACTIVディーゼルの好敵手といえそうだ。
なお、この新型i-DTECエンジンの生産は2012年末までにイギリスで開始されるという。シビックに搭載されるのはまだまだ先のようだ。
(山本晋也)