今春から発売される2012モデルのシボレー・カマロに、コルベットに続いて超速ATにつながる新技術を搭載するとGMが発表。
「TapShift」と名付けられたそれは、特許出願中のAT制御アルゴリズム。
速度やスロットルなどからシフトアップを予測しておくことで、すべてのシフトアップにおいて0.2~0.3秒のロスを削ったといいます。
この新技術を搭載した6速ATのカマロZL1、0-60マイル加速タイムは3.9秒と6速MTよりもコンマ一秒速く、確実に580馬力(432kW)のエンジンパワーを活用できるとのこと。
ちなみにカマロZL1の半分がATになるというのがメーカーの予測。スポーツATを追加して、この比率ということは、北米市場でもスポーツクーペを選ぶユーザーには意外にMT派も多いということでしょうか。
(山本晋也)