今季のD1GPの目玉、ニューマシンの86に搭載されるエンジンのひとつが披露された。ドルーピーチーム(http://d1ms.upgarage.com/)は、86にEJターボエンジンを載せることを表明していましたが、これがその実物です。
コスワースのコンプリートエンジンを日本のAVO Turboworld(http://www.avosubaru.com/)でモディファイしたもの。アメリカで販売されているインプレッサなどに搭載 されているEJ25ターボをベースにして、排気量を2.6リットルまで拡大。耐久性や搭載方法などを考慮して、ドライサンプ化されている。さまざまなモー タースポーツで実績があり、その気になれば1万rpm&1000馬力も可能だという超高性能エンジンだ。D1GPでは、耐久性も考えて、回転数は 7000〜7500rpmくらいに抑える予定。それでもAVO Turboworldオリジナルのタービンと組み合わせて700psくらいは出すことになりそう。エンジンのセッティングやメンテナンス等はAVO Turboworldが行う。
エンジン各部に「COSWORTH」の文字が。ヨダレが出そうです。
トランスミッションはホリンジャーのシーケンシャルミッションを使う予定です。後ろはボディ骨格ができあがった86。
すでに86には搭載済み。右に見えるのが、ドライサンプ用のオイルタンクですね。
86とBRZの記事をこちらにまとめています:トヨタ86・スバルBRZまとめ
(まめ蔵)