キャンピングカーというと架装メーカーが装備重量の増加に合わせ、エアサスの追加やダンパーの変更を行っている場合がほとんど。
そのため仕様によっては突き上げやロールが起こり、乗り心地が悪かったりするものも多々あります。
そこでキャンピングカーメーカーAtoZが、いすゞとともにキャンピングカー専用シャシー「Be-cam」を設計し、「ジャパンキャンピングカーショー2012」でデビューさせたというわけです。
どこが専用設計かというと、リーフスプリングやショックアブソーバー、スタビライザーといったリアセクション。
架装による重量増を前提として強化されたサスペンションとダブルタイヤで、ベースとなるトラックのELFでは味わえない安定感と乗り心地を両立させているという。
さらにいすゞのクリーンディーゼル「D-CORE」や、AT免許でも乗れるスムーサ-Exミッションなど利便性もバッチリ。
この「Be-cam」を使用したキャンピングカーの完成車も合わせて出展されていましたので、こちらもちょっと紹介しときましょう。
安全&快適装備はもちろんアルビオンは6名乗車/6名就寝の設計、アラモは8名乗車 /6名就寝でファミリーでも十分に楽しめます。
もちろんどちらも普通免許で運転OKなサイズに収められているのでご安心を。
快適な移動と抜群の居住性を求めるなら、こんなキャンピングカーはいかがでしょうか?
(渡辺大輔)