i-MiEVベースのシトロエンC0 vs 日産リーフvs本家三菱i-MiEVバトル!

日産リーフが全世界的に衝撃を持って迎えられていることは、みなさんもご存じのことだと思います。

一方で、同じ純EVとして先行した三菱i-MiEVも忘れちゃいけません。こちらの方も北米仕様が輸出されていたり、ヨーロッパでは自社ブランドのほか、シトロエンブランドとプジョーブランドでOEM供給されるとなどして注目を集めています。

さて今回お届けするのは欧州での比較動画です。動画ではi-MiEVベースのシトロエンC0、日産リーフ、そして本家の三菱i-MiEVを徹底的に比べています。

例えばリーフ、ドアの閉まる音が良くて全体に高級感があると言ってたりとか。

で、ちょっと注目して欲しいのは欧州仕様の三菱i-MiEVです。国内仕様ではなかった、真っ赤な革でシートやステアリングはもちろんのこと、センターパネルまで覆われた超豪華な仕様が存在していることがこの動画でわかります。

日本仕様にも初期の内燃機関バージョンのiには内装が赤のものもありましたが、あれは素材がファブリックですので、この革シートとは根本的に違います。

続いてはシトロエンのC0。こちらの外観は、シトロエン流のバンパーが装着され、ダブルシェブロンマークがついてオシャレな感じがします。が、レポーターの評価によると「内装は3台の中で非常にチープで、ちょっと寂しい」とされていたりとちょっと意外。

それからこれもビックリしたのですが、欧州仕様のi-MiEVとシトロエンC0では、主要メカニズム関係は全部同じなのかと思っていたらシフトパターンが違ってました。

三菱i-MiEVの欧州仕様は、パーキング、リバース、ニュートラル、ドライブの他に、Bモード、Cモード(日本ではECOモードとなっている)があります。ところがシトロエンのC0には、Bモード、Cモードといった積極回生モードが無いということがわかります。

非常にマジメでためになる動画ですので、みなさん是非どうぞ。

(ウナ丼)

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
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