研究開発のスペシャリストとして数多くのEVを製造してきた東京R&D。そのブースには、環境省による地球温暖化対策技術開発等事業によって作られた、いすゞエルフをEVとしたコンバート・トラックでした。
車体の両脇に12kWhのリチウムイオン電池を4個抱えています。モーターは最高出力110kW・最大トルク375Nm。航続距離は約100kmとしました。このトラックは、茨城県つくば市で移動店舗として実証実験に使われるというのです。
また東京R&Dは、このノウハウを生かし、トラックをEVにする改造キットを開発しているとも。価格は電池を別として100万円台を想定。2020年には10000台/年間の規模を目標としているとか。ちなみに、、現在はキットを開発しているだけで、それを東京R&Dが販売するとか、そういう話はまだまだ考えていないそうです。
今は古い軽自動車などをEVにするのが話題となっていますが、そのうちトラックのコンバートも増えてくるのでしょうね。
<鈴木ケンイチ>