東京オートサロン2012で大盛況のホンダ・ブース。現在大人気のN BOXの元祖となるステップバン、販売20周年を迎えて純正パーツが再販されたビートと、その元祖ともいえるS600も展示されて、過去と現在をつなげて楽しめるようになっていました。
ですが実は、東京モーターショーで注目を集めたコンセプトカーであるEV-STERも展示されていましたのです。
過去何年もモーターショーとオートサロンを取材してきましたが、モーターショーのコンセプトカーがそのままオートサロンにも展示されるなんてー。レーシングカーならともかく、EV-STERは純然たるコンセプトカー。ちょっと異例だと感じました。
ですがコレ、ホンダがEV-STERを本気で開発しています! というアピールだと感じました。
ステップバンの流れを汲むN BOXが昨年市販されて、S600の流れを汲むビートの純正パーツが再販されました。
そしてビートのオーナーさん、さらに後継となるEV-STERを発売しますから、安心してくださいね! というメッセージではないでしょうか?
ビートを愛するオーナーは数多く、販売予定数に達した復刻純正パーツが再販されるなど、重要なファンであることは間違いないでしょう。そしてそうしたファンに、時間を下さいな、ちゃんと後継モデルを作りますから! というメッセージがあっても不思議ではありません。
深読みのしすぎですかね?
(佐藤みきお)