大人気のビート向け純正用品は、ビートオーナーが作り上げた 【東京オートサロン2012】

こちらこちらで紹介しているホンダアクセスによるビート用の純正アクセサリー。20年前の名車に「純正アクセサリー」を新発売という新しい試みで大人気ですが、凄いのがその開発体制。

なんと、開発メンバーの大部分がホンダアクセス社内のビートオーナーだった模様。だから、よくありがちな「お客さんのニーズを想像しながら提案する企画」ではなく、「自分たちが欲しいものを商品化しよう」という強い想いで作られているのです。

会場で説明員だったホンダアクセスのスタッフも「実は私もビートオーナー。もちろん商品を買いましたよ」だそうで。

 

発売から20年が経つのにこの人気。すばらしいことです。
こういうクルマを「名車」って呼ぶんでしょうね。

(工藤貴宏)

 

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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