スバルはすでに、輸出仕様に設定されているディーゼルエンジンを2013年度中に国内にも導入する事を発表。
搭載予定車はインプレッサベースのクロスオーバーSUVのXV 国内でSUVという新ジャンルを開拓したフォレスター、北米で絶大な人気を誇るアウトバックの3種から順次搭載。
すでに欧州仕様車で好評を得ており、輸出仕様ではSUVだけでなくレガシィB4やツーリングワゴンにも設定されており、今回の国内発表での売れ行きによっては、B4やツーリングワゴンにも設定が出てくる可能性があります。
BOXER DIESELエンジンは構造上、バランサーシャフトが不要だったり、振動も他のエンジンより少なく抑えることが出来るメリットが多数あり、海外で好評な理由もその辺りにあるようです。
EE20ボクサーエンジンが発表になった時、国内では日産エクストレイルのクリーンディーゼルがラインナップに追加になり、その動向を見ていたのでは?という感じもしました。
今後はレガシィでハイブリッドも追加になる予定があり、スバルは、ハイブリッド・クリーンディーゼルの2本立てで国内の環境対応を進めて行くと思われます。
以前、メーカーに勤務する方から、国内仕様にディーゼル仕様だ出たら買いますか?の問いに、乗ってみないと分かりませんが、今のところNO!と答えた私。
理由を聞かれた時に、燃料の種類やイメージが問題なのではなく、ガソリンターボエンジンに乗っている状態からの買い替えで、どれだけディーゼルのスペックがガソリンに近い物になるかで、購入を決めますと答えた記憶があります。
このことからも、BOXER DIESEL搭載車はBRZに続き、試乗してみたいスバル車の一つです。
(井元 貴幸)
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