運転席も助手席も仕事場です!【痛車全日本ラリー】プロトン サトリア・ネオ 詳細撮影その4

詳細撮影シリーズでお届けしております、CJRTプロトン サトリア・ネオ。

今回は室内編をお届けします。

ドアを開けると張り巡らされたロールゲージと打ち変えられたドアの内装パネルが目を引きます。

シートはFIA公認のバケットシート。ハンドルもエアバッグ付からナルディに変更されています。そしてダッシュパネルを貫通するロールゲージのパイプが、かなり凄みを効かせています。

助手席側はというと、足元にゴッツイ消火器。そして・・・

これが無いと始まらない、ラリーコンピュータ。助手席側のコドライバーはペースノートを読んだり、これを使って色々計算したりと、はっきり言って大忙し。

そしてもう一つ特徴的なのが、溶接で延長されたサイドブレーキノブ。鋭いタイトコーナーリングはサイドを引いてドリフトに持っていくのでしょうね。

で、今写真を見て気づいたのですが、これはまさか・・・

運転席側の小物入れにETC!
全日本ラリーは全国で開催されます。自走移動のときは高速道路も使いますからね。競技には関係ない部品ですけれども、なんか一気に親近感が沸いてきます。

次回はラゲッジルーム編をお届けします。

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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