スバリスト目線で丸裸チェック「このパーツ、先代でも見たような…」新型インプレッサ試乗記(G4・エクステリア・インテリア編)

東京モーターショウで公式に発表になった新型インプレッサに早速試乗してきました。

試乗したのは、新型インプレッサG4(セダン)2.0i EyeSight(CVT/AWD)とインプレッサSPORTS(ハッチバック)1.6i-L(CVT/FF)

この2台をスバリスト目線でチェックしてきました。

今回最初に試乗させていただいたのはインプレッサG4 2.0i EyeSight(AWD/CVT) DBA-GJ7

まずはスタイリングですが、コンパクトなB4と言うイメージがピッタリなG4です。

排気量のラインナップでは1.6Lと2.0Lですが、見た目からは先代B4とさほど変わらぬ存在感があります。

ヘッドランプのデザインやフロントグリルから現行型レガシィに通じるスバルらしいデザインとなっています。

リヤ周りはスッキリしたデザインながら、先代B4に近いイメージです。

サイドウィンドウには三角窓が設けられたため、ドアミラーはプレスライン上部に設置。

ルーフアンテナは全車に標準装備。

実はこのルーフアンテナはフォレスターやエクシーガに装着されている物と違い、可倒は前側のみで、後ろ側には倒れません。

アンテナの供給元もトヨタ系になったのか気になる所です。

内装はレガシィで不評だったチープさを払拭するためにダッシュボードにはソフトパッドを採用。

現行型レガシィでも採用してほしかった部分です。

サイドブレーキは電動式でなく手引きタイプの物を採用。

従ってカップホルダーは前後に配置するタイプで、シャッター式の蓋が付いています。

個人的には先代レガシィから、先代インプレッサと、このコンソール回りは共通のようで、もう少し新鮮味のある物にして欲しかったです。

フロントコンソールのアームレストは2.0L車ではフロント側にスライドする機能が付いており、ドリンクホルダーの邪魔にならない設計になっています。

内装で気になった点はドアポケットが小さい事。

500mlのペットボトルも収納できるようにはなっていますが、ペットボトルを入れたらほぼ何も入らない状態。

いまやカーナビ全盛で地図を持っていない方も多いと思いますが、それにしてももう少し大きくても良かったのでは?と思うサイズです。

シートは最近のスバル車には珍しくヘッドレストの前後調整機能付き。

これは現行レガシィにも付いていない装備です。

トランク内部では、B4に採用されているトランクダンパーは採用されませんでしたが、以前から指摘の多かった、開閉時のアームでの積載物破損を防ぐため、アーム可動部分はトリムで覆われました。

トランクスルー機能も付いており、B4のセンター部分のみに対し、G4では6:4の分割可倒式で積載性は大幅に向上しています。

次回はG4の乗り味等、実際の走りについて紹介したいと思います。

(井元 貴幸)

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