大盛況で幕を閉じた東京モーターショーのレクサスブースの目玉といえば新型GSと思いきや、LFAの人気もスゴイものがありました。発表は2009年の前回モーターショーでありすでに完売しているLFAですが、やはり本格的なスーパーカーは人気! というわけですね。
あまりの人気に、主査である棚橋さんも満足そうでした。
そんなLFAですが、社内の有志が作ったという製造工程にジオラマも、ものスゴイものがありました。LFAは専用の工房で1日1台ずつ手作りされているのですが、それが見事に再現されているのです。
CFRPボディボディ製造
カーボン繊維を円筒形状に織って、中空構造のルーフサイドレールを形作る工程。
CFRPボディ製造【RTM成形】
プレス機を用いたRTM工法によって、フロアパネルを一体成形する工程。
CFRPボディ製造【プリプレグオートクレープ成型】
オートクレープ(加圧加熱炉)を用いたプリプレグ工法によって、ダッシュ、サイドメンバーを成型する工程。
CFRPボディ製造【検査】
完成したボディの寸法制度や完成品質を精密検査する工程。
塗装
車両組み立て
車両検査
いかがですか? カーボンボディに専用V10エンジンの手作りと、スペシャルなLFAのスペシャルな製造工程がバッチリ再現されています。これだけスペシャルなのであれば完売とはいえ赤字では? と噂されるLFAですが、こうした先進技術の蓄積が、将来の車両開発の財産になるのでしょう。是非是非LFA後継車の開発にも取りかかって欲しいところです。
それはさておき、クルマの開発に携わる方って、みなさん手先が器用なのですか? あまりの完成度の高さに、プロモデラーの作品かと思いました。ここで使われたLFAはタミヤからプラモデルとして市販されているものということですが、ここまで見事に再現されるなんて!
製造工程も魅せるLFAは、やっぱりスーパーカーですね!
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レクサスLFAのサイトはコチラ
タミヤのLFAはコチラ
http://www.tamiya.com/japan/products/24319lexus_lfa/index.htm
(佐藤みきお)