新東名の静岡区間で法定最高速度140km/hの可能性浮上!

以前に「最高速度120km/h! 新東名高速道路開通が2012年5月に早められそうです!!」でもお伝えしましたが、新東名高速道路の静岡県内区間が来年初夏に開通することを踏まえ、静岡県が策定を進めている交通ネットワークビジョンの素案が県庁で開かれた検討委員会で示されたそうです。

それによると、新東名は長距離交通用に、現行の東名は県内交通用に役割分担が進むと想定しており、新東名が長距離交通を担うには法定速度100km/h程度では機能を十分に発揮できないとして、設計速度と法定速度が同じ140km/hとなるように政府関係機関に求めていく事が21日に決定した模様。

現東名に比べて内陸部を通過する新東名は、カーブが緩やかで急坂が少ない設計。土木、建築工学などを駆使した最新技術で東海地震に備えるなど、高度な防災機能を有するのも特徴で、現東名の災害時の迂回路となるほか、 広域的な物資の緊急輸送路としての役割も期待されています。

この静岡県の要望が受け入れられた場合、御殿場JCT~三ケ日JCTを結ぶ約162kmが対象区間に。

今回の動きで新東名の制限速度が見直される可能性が一段と高まって来たようです。

こちらも併せてお読み下さい。 https://clicccar.com/2011/09/02/56707

(Avanti Yasunori )

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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